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こんにちは!
題名からもお分かりの様に、割と長い記事になりますが・・・コロナワクチン追加接種は、記事を分けて、詳しいエピソードにしようかとも思いましたが、ここでさらっと書くことにしました。^^

ところで、前回
前々の記事を、「ライブドア編集部の推し」にて取り上げて頂きました。頻繁に取り上げていただいて、本当に有り難い限りです。^^ ブログの更新頻度が低いと(しかも新参者だと)、どうしても読んで下さる方も増えにくいようなので、こういうシステムがあると嬉しいですし、私以外でも、仕事や子育て等で、なかなか更新できない方々にとって良いことだと思います。 趣味でブログを書くモチベーションは、私にとっては、「読んでくださる方がいらっしゃる」ということなので・・・。^^ (殆どおられなくなったら、多分やめると思います・・
あと、「推し」の紹介の仕方が、面白いですね!^^ 編集部の方々は、どのように紹介すれば、読み手が多くなるのか熟知されていると思うので、興味深いです。



それでは、まず、コロナワクチンの追加接種についてです。フランスでは
以前から、65歳以上が対象の、コロナの追加接種が行われていたのですが・・最近になって、50歳以上の基礎疾患のある人にも対象が拡大されるという話が出て、遂に、今週木曜日のお昼のフランス政府の記者会見で、18歳以上の全ての人に拡大されました! と、いうわけで、最初のワクチンの予約のブログ記事でも書いたように、私はワクチンを打ちたい人なので、記者会見の最中に早速予約サイトにアクセスしたのですが・・・(予約のシステムについては、前述の記事参照)

アクセスが殺到した模様で、実質的に、予約サイトはダウン・・・画面には、30分後に表示されるとのメッセージがあるのみ・・・。私は、既にワクチンは2回摂取しているので、今回はあまり焦っておらず、「まぁ、そうだろうな・・・」という風に、気長に待つことにしました。
この「30分」、数字が刻々と変わるのですが、結局午後遅くまで、ほぼ「30分」のままでした。^^; (ページは開いておいて、1時間おきくらいにチェックしてました・・)
子供を学校に迎えに行く直前に、ページが表示されたので、慌てて予約しましたが(同じ様に、子供を迎えに行くために、パソコンを切った人が多数いたのではないでしょうか・・)・・・思った通り、我が町に於いては、空きはまだまだ沢山ありました! サイトがダウンしていたのは、単にフランス全国のワクチン打ちたい人達が瞬時に殺到したためだと思います・・。

因みに、追加接種は、最後の接種から(若しくは感染して回復してから)5ヶ月経った人しかできません。ここで、政府は良く考えたと思うのは、この条件に加え、最後の摂取または感染からの回復後、約7ヶ月経つと、例の衛生パスポートが無効になる、という条件をつけたことです。(衛生パスポートについては、こちらの記事参照。) これにより、既に最初のワクチンを接種済みの人々は、実質この2ヶ月枠内に接種することとなり、ほぼ前回のワクチンの接種順に、追加接種を進めることができます。
・・・と、良い方針と思っていても、衛生パスポートの様に、フランスならではの落とし穴が何処かに隠れていないと良いですが・・・^^;(この件の詳細は、こちら

(NHKでも、これに関するニュースを見つけたので、下にリンクを貼っておきます。健康上の理由が無いワクチン未接種者が、ワクチンを打つ動機づけになるような対策にも言及されています。)



私は(夫も)来週追加接種予定なので、場合によっては、一回目と二回目の接種の様に、レポを書きたいと思います。(特筆することがなければ、記事にしないかもしれませんが・・因みに、再びファイザーを接種予定です。)^^








次に、「南瓜をめぐる冒険」についてですが・・
この題名は、明らかに村上春樹先生の「羊をめぐる冒険」のパロディですが・・・内容は全く関係ないので、悪しからず。^^;

更には、村上春樹先生の作品は、実は「海辺のカフカ」しか読んでいないという・・・。^^; いつも他の作品も読んでみたいと思うのですが、(1)読む速度が遅い(2)時間が少ない(どうしても、私の中で、読書は日常生活内の優先順位が低いです・・)(3)ケチ・・・といった理由で、読まずに至った現在です・・。「海辺のカフカ」も、実はその昔、親戚づてで、たまたま人からいただいた複数の文庫本のうちの一冊だったという理由で、読んだことがあるのですが・・。(今も、フランスまで持ってきて、大事にしています。^^)

今回の記事は、メイン(?)は南瓜の話なのですが、ここで、ライブドアのブログネタ、「オススメの本」に参加していることからもお分かりのように、・・・
「海辺のカフカ」、とっても気に入りました!!(性的描写以外)  結構昔の作品ですし、村上春樹先生の作品であり、更にはフランツ・カフカ賞受賞作品であるなど、有名なので、読んだことがある方が多いのは間違いないかと思われるのですが・・・万が一、まだ読んでいない方で、私のように、特に小説や物語が好きな方に、オススメします! 読む度に新たな発見があり、思い出す度に、何回か繰り返し読んでいたところ、夫が、私の誕生日のプレゼントと称して、フランス語版を買って来た程です・・・(フランス語勉強用に)。有り難いのですが、私の場合、海外で日本語が恋しくなった時に読む目的で、日本語の本を読んでいるので・・・余裕が出たら、フランス語でも読んでみたいのですが・・・結局、今までにフランス語版を読んだのは、夫だけです。^^;

(下:我が家の「海辺のカフカ」。フランス語版は、上下巻に分かれておらず、分厚い一冊です。こちらの文庫本は、何故か作者の名前の方が題名より大きく、先(上)に書かれているのがスタンダードのように見受けられます・・(子供用の絵本は違いますが)。 作者で本を買う人が多いのでしょうか・・今でも、一瞬混乱します・・・。)
海辺のカフカ


実は私、読書感想文が大の苦手で(
何を書けばよいのか、今も昔も皆目不明)、どのくらい苦手かというと、課題で出た際には、読書感想文が大得意且つ読むのが速かった母がほぼ代筆する程度に苦手だったのですが・・・(幸い、人生で2、3回しか課題で出ませんでした・・因みに、成績には反映されないものでした。)。というわけで、感想の書き方が酷いかもしれませんが、私なりにご紹介したいと思います。^^ (紹介するモチベーションだけはあります!)

とにかく、予想外の展開が次々に起こり、・・・何処か有名所のレビューにあったと記憶していますが、正に「ページをめくる手が止まらな」くなる、面白いお話で、お話自体もそうですが、登場人物たちがとても魅力的な作品です。 お話は面白くも、根底にあるメッセージは、・・・多分、結構深いです・・。私自身、はっきりと理解できているのか不明です・・^^; そういうわけで、何度も読んでいたりするのですが・・・何度も読み返して楽しめる、というのも、この本の良さの一つだと思います。^^ しかしながら、ちょっとホラー(?)が入っていると思うので、苦手な方は、ご留意下さい・・・。
ネタバレはしたくないので、この辺にしておきますが、(というか、究極的にはネット検索したら、ネタバレもさることながら、もっと良いレビューはいくらでもあると思いますが・・)・・・少しでも興味を持っていただけたならば、幸いです。^^


実は、私がこれ以前に触れた
村上春樹先生の作品は、国語の文章題に抜粋で出てきた、「ノルウェイの森」だったのですが・・・抜粋箇所が悪かったのか(?)、あまり良い印象は受けず、当時は「この本、絶対読まないな・・つまらなそう。」、なんて思っていましたが・・・「海辺のカフカ」はとても気に入ったので、きっと同じ作者による「ノルウェイの森」も「当たり」な筈だと考え直し、機会があったら是非読みたいと思っています。^^ (そして、勿論「羊をめぐる冒険」等、他の作品も・・・)
(ところで、性的描写の件ですが、・・・大人用の小説にはほぼ必ず含まれるので、仕方がないですが、個人的にはあまり好みません・・。)



余談になりますが、読書自体について、個人的な思いを少し・・・

私は、覚えている限りでは、親(ワンオペだったので、殆ど母)が子供の私に本を買い与えたり、借りてきたり、読書を推奨することは特に無い、若しくは稀で、寧ろ漫画を買い与えていたためか、読書は私にとっては億劫で、結局自立するまでは、あまり読書をしてきませんでした。(それによって、良い漫画にも出会えたわけではありますが・・ 因みに、母自身は本も漫画も読む人です。) また関連した話や、本にまつわるエピソードを書くかと思いますが、自立してからは、もう少し本を読むことができ、本の素晴らしさがよく分かりました。私は、余暇に読む本と言ったら小説や物語なのですが・・本は、漫画とは違い、自分の想像力を使って、別の世界を見る・体験することができます。よって、自分の経験に基づいた世界やイメージの構築となり、私の場合、懐かしさを覚える時も多々あるのですが(勿論話の内容にもよりますが・・)、個人的には好きな感覚です。(同時に、漫画も好きなのですが・・。漫画には漫画の素晴らしさがあると思います。作者が頭に描いた情景を、絵で以って、そっくりそのままダイレクトに読者に伝え、共有することができる、等です。)

そういうわけで、私は子供の時分に読書量が少なかったことは、あまり好ましいことではなかったと思い(読むスピードが遅いのも、それが原因・・?)、自分の子供には、できるだけ本を読んであげたり、図書館で借りたり、買い与えています(漫画も含まれますが、漫画は主に借ります)。本(漫画も含む)は、読まないよりは、
読むメリットの方が大きいと思います(語彙量、フランス語の場合は綴りや文法等にも)。今後も、自分の子供には、読書を促していきたいと思います。 (娘(小学生)は既に読書(小説・物語)好きで、半日ハリーポッター(フランス語版)を一冊、名探偵コナン(フランス語版)は10冊くらい読んでしまう等、読むのもかなり(確実に私より)速いので、促す必要も無いのですが・・・理系の傾向が強い息子(幼児)の方は、要注意です・・。) 

と、言うことで、「読書のススメ」とさせていただきます。^^








・・・さて、それでは、「南瓜をめぐる冒険」の本編です。
3つの記事から成るお話の構成にしました。お話の全体像は、少なくとも二番目の記事まで読まないと分からない様になっていると思います。

丁度、南瓜が食べたくなる季節だと思うので(アメリカでは丁度感謝祭(Thanksgiving)でしたね)、何かしら参考になれば、幸いです。

ですが、海外在住の方で、「なんだ、そんなこと、もっとすぐに気づかなかったのか!」と思われる方もおられるかもしれませんが・・・悪しからず。^^;
それでは、どうぞ!
どんぐり
我が家で一番人気の南瓜料理と言えば、南瓜の煮物である。レシピは私の母直伝だが、味付けは砂糖と醤油のみと、至ってシンプルである。一口大に切った南瓜を鍋に入れ、ひたひたの水と砂糖・醤油を入れ、落とし蓋にて水分が大体飛ぶまで煮るだけなのである。が、それだけで、ホクホクの、甘い南瓜の煮物の出来上がりなのである。

(下:私がイメージする南瓜の煮物と南瓜。)
南瓜_1



だが、そんな南瓜の煮物で重大な要素が、一つある。それが、「南瓜自身」である。南瓜と一口に言っても、世の中に種類はごまんとあり、日本国外ヘ出れば、あのホクホクの南瓜の煮物に適した南瓜が主流とは限らない。

私は、ネット検索にて、海外に於いて水っぽい南瓜で煮物が残念なことになる話をよく読んだので、購入する南瓜の種類には、気を遣っていた。先ず、外見上日本で一般的に見られる、皮が濃い緑の、多少平たい形の南瓜と、似ても似つかない物は買わなかった。が、似たものを買っても、中身は別物で、水っぽい残念な南瓜の煮物を噛み締めたこともあった。(そして、そんな水っぽい南瓜の煮物は子供に不人気故、親が消費せねばならない。)

幸いなことに、以前住んでいたアメリカでは、日本の煮物を再現できる、日本で一般的な南瓜にそっくりの、メキシコ産の南瓜に巡り合うことができ、満ち足りた日々を過ごすことができた。







ところが、フランスでは、そうも行かなかった・・・。

我が家の買い物係である夫が、「これだ!」という南瓜を見つけて買ってくるのだが・・・地方であるせいか、そもそもフランス人にとってエキゾチックな南瓜を見つけようと思うと、オーガニックショップ(こちらではbio(ビオ)と呼ばれる)に行かねばならない。夫によると、幸い、我が家御用達のオーガニックショップには、様々な種類の南瓜が売っているらしい。一時期は、「当たり」の南瓜があったのだが、ある時以降、「はずれ」しかなくなってしまった・・・前述の、見た目は「日本の南瓜」に似ているのに、中身は水っぽい、残念な南瓜である。更に悪いことには、煮た後も皮がほっくりととろけることはなく、溶けない薄いフィルムのようで、美味しくないので、取り除かないといけないという、何とも手間のかかる代物である。


そういうわけで、南瓜の
煮物は、我が家の定番メニューから、消え去った・・・。




月日は流れ、ある時、私はキッシュの量の少なさを補う、がっつり系且つ作るのが比較的簡単な一品を探していた。(
というのは、キッシュはこちらで定番の簡単料理なのであるが(通常出来合いのパイシートで作る上、オーブンに入れた後は30分ほったらかしで出来るので。)、我が家のルーティーンとして、一回の調理で8人前弱作るため、キッシュ(直径約25cm)だけでは到底足りないのである。この件に関しては、そのうち詳細を記事にしたいと思う・・) そして、ありついたのが、南瓜のポタージュであった。(因みに、以前「エシレバター」についての記事で言及したポタージュスープは、この南瓜のポタージュである。)

私が目をつけたレシピでは、ポティロン(potiron)という、フランスでは非常に一般的な南瓜が使用されており、料理に
特に得意意識があるわけではない私は、日頃から、レシピに比較的忠実に従う傾向があるため、南瓜にはポティロンを使用して、作ってみた。因みに、ウィキペディアによると、ポティロンはグループ名であり、複数の南瓜がこのグループに属すらしい。

(下:我々が食したポティロンの想像図。というのは、夫が買ってきたのは一切れであったため、その記憶と、画像検索を元に、全体像を想像。一切れがかなり大きかったので、そこから想像するに、直径(横)は25㎝程はあったのではないだろうか・・)
南瓜_2





・・・こうして、このポティロンのポタージュは、晴れて我が家のヘビロテメニューに追加されたのである!(つまり、美味且つ比較的簡単だった。因みに、ポティロンは水気が多いので、煮物にはお勧めではない。ポタージュのレシピに関しては、シリーズ(?)最終記事(3/3)にて詳細を書く予定。)



そんなある日、友人
(厳密に言うと、夫の古くからの友人。こちらでは、配偶者の友人も、「(自分の)友人」ということになる。コミュ障としては、有り難いことであるが・・逆に、私のコミュ力で以て、夫の友人関係をぶち壊さぬよう、心がけている・・)一家に会った際・・・
どんぐり
少し中途半端ですが、続きは次回・・。^^

それでは、また!

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