こんにちは!
ここのところ、ゆっくりと、ブルターニュ地方への旅行のエピソードを書いています。今回は、その旅行中、ユネスコ世界遺産に登録されている、モン・サン=ミシェルへ行った際のエピソードの後編、モン・サン=ミシェル島内のお話です。
前編(モン・サン=ミシェルの概要を含む)は以下です:
前編(モン・サン=ミシェルの概要を含む)は以下です:
知人が数年前(コロナ前)にモン・サン=ミシェルに行ったところ、外国人(主に中国人とロシア人らしい)で溢れ返り、島の中の道は寿司詰めの一歩手前、芋を洗う様だったとのこと・・。と言うわけで、コロナ禍により、それらの外国人が少ない今は、行き時ではないか、とのことだった。前編でも書いたように、シャトルバスが混んでいる印象を受けたが、しかし実際、それっぽい外国人は皆無に近く(ロシア人は見た目だけではわかりにくいが、見た目で既に分かりやすい中国人はほぼ皆無だった)、その後入った修道院の中は、かなり空いており、場所によってはガラガラだった。
修道院のそばまで登ると、滞在しているブルターニュの田舎の近くのスーパーで買っておいた出来合いのサンドイッチを、修道院入り口近くの階段に座って食す。そして、いざ修道院内へ!
(上)♥(カモメ)
(上)建材の石に付けられた印(この写真は、西側のテラス、というか、広場の床)。修道院建設に携わる働き手それぞれに印が決まっており、誰がどれだけ仕事をしたか、報酬計算に使われた、等、諸説あるらしい。昔、パリ市内で訪れた中世の塔でも同じような印がつけられていたのを思い出した。印は、こちらの方が可愛い感じ。^^ 私のお気に入りは、木みたいなやつ(左端中央)。
(上)一番気に入ったのは、この回廊。ここで修道士らが瞑想したらしい。
(上)好きなアングル。
ところで、修道院まで登り切る前に、下の写真にある、修道院に繋がる2つの仕組みが見られた。夫曰く、物資(食糧など)を上へ上げるための古い滑車(下の写真、左。写真では殆ど見えないが・・)と、より新しいレールのようなシステム(右)であろうということだ。
そして、修道院内にて―
それから、昔読んだ、私屋カヲル先生の、「おネコさまが来た」の、ジャーマンリング狂で、通勤にもジャーマンリングを使用するサラリーマンの父親の話を思い出した・・。(余談だが、私屋カヲル先生の初期のギャグ漫画はとても好きだ)
修道院のそばまで登ると、滞在しているブルターニュの田舎の近くのスーパーで買っておいた出来合いのサンドイッチを、修道院入り口近くの階段に座って食す。そして、いざ修道院内へ!
(上)♥(カモメ)
(上)建材の石に付けられた印(この写真は、西側のテラス、というか、広場の床)。修道院建設に携わる働き手それぞれに印が決まっており、誰がどれだけ仕事をしたか、報酬計算に使われた、等、諸説あるらしい。昔、パリ市内で訪れた中世の塔でも同じような印がつけられていたのを思い出した。印は、こちらの方が可愛い感じ。^^ 私のお気に入りは、木みたいなやつ(左端中央)。
(上)一番気に入ったのは、この回廊。ここで修道士らが瞑想したらしい。
(上)好きなアングル。
ところで、修道院まで登り切る前に、下の写真にある、修道院に繋がる2つの仕組みが見られた。夫曰く、物資(食糧など)を上へ上げるための古い滑車(下の写真、左。写真では殆ど見えないが・・)と、より新しいレールのようなシステム(右)であろうということだ。
そして、修道院内にて―
それから、昔読んだ、私屋カヲル先生の、「おネコさまが来た」の、ジャーマンリング狂で、通勤にもジャーマンリングを使用するサラリーマンの父親の話を思い出した・・。(余談だが、私屋カヲル先生の初期のギャグ漫画はとても好きだ)
修道院内にトイレがあったので、一応行くことにした。
が・・なんと、男女のトイレ(個室が各二つ)とも、完全に紙が無い!!
・・・私の鞄にトイレットペーパーが複数枚あったので、ぎりぎりセーフ・・(娘のみ)。私は、とくに催していた訳ではなかったので、陸側にあった大規模トイレまで待つことにした。他にも利用者が沢山いたのだが、やはり用を足したあと拭かなかったのだろうか・・・。(因みに、今回の旅行では、ここを含め、男子トイレはどこも酷い汚さだったらしい。(夫談))
幼児連れ故、音声ガイドは端から諦め、割と早足に修道院を回り、土産物屋でマグネットとキーホルダーを買い、外に出た。夫は、前回十年以上前に友人らと来た際、修道院の後は町に出るしか道が無いと思い、町に入ったところ、興味の無い土産物屋が並んでいる上に物凄い混雑でうんざりした経験があった。町を出たところで、外壁沿いの、町へ入らない道があることに気づいたと言う。であるので、今回は町を避け、外壁沿いの道へ。空いていて、眺めも良い!更に天気も良くなってきた!
残念ながら、眺めの良い写真はないが、中世風の町と修道院が写ったものは、以下である。
島を出た後、シャトルバスに乗って陸に戻る前、干潮時であったので、満潮時には水面下となる場所を、多少歩いてみることにした。
最後の最後で、ハプニング。^^; パンツから靴下まで、何もかも濡れました・・。
以前、ドライブの話(下)でも書きましたが、予備の子供の衣類を車に置いてあったのでセーフでした・・!
車に戻るまでは、とりあえず服を全部脱がせて濡れた衣類を袋に入れ、夫のジャケットを息子に被せてシャトルバスに乗りました。この地方は風が強くて有名ですが、この日も風が冷たかったです。が、事足りるジャケットを持っていたので、良かったです・・強風の中、シャトルバスを10分ほど待ったので。島に着いた直後ではなく、観光終了後だったので、不幸中の幸いでした・・!
と、いうわけで、この幼児連れモン・サン=ミシェル観光で、私が思う、どこに行くにも役立ちそうな、子連れの旅の教訓です:
- 歩く距離と子供のスタミナを考える
- トイレットペーパー(テッシュでも可?)を鞄に忍ばせる
- 子供の着替えの予備を持つ
- 天気に応じた衣類を用意する
- モン・サン=ミシェルの干潮時、海底を歩くのは、できれば観光終了後がより安心?
- コロナ感染状況が落ち着いて、ワクチン接種完了後に観光するなら、普段外国人で込み合う場所に行って堪能すべし?
最後に、良い感じに撮れた写真を、どうぞ。^^
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